最近気になった映画の配給会社を今回は3社紹介します。
アニモプロデュース
この会社の名前を知ったのは、韓国映画『はちどり』の日本公開の記事が先日出た時でした。調べてみたところ設立は2010年。声優や俳優が所属する芸能プロダクションでありながら、『愛がなんだ』の企画、制作、プロデュースに携わったり、配給業務も行ったりしている珍しい会社みたいですね。過去の配給作品は2016年1月公開の『バーバリアンズ ~セルビアの若きまなざし~』と2016年6月公開の『ブレイク・ビーターズ』で、2020年4月4日公開のドキュメンタリー映画『ようこそ、革命シネマへ』の配給もしています。2020年6月20日公開予定の『はちどり』は早く観たいなーと願っていた映画なので、公開して下さって感謝しています。
ブロードウェイ
ブロードウェイは1993年設立で、今まで色々な国やジャンルの映画を日本に紹介している会社ですが、最近は映画祭での上映はあった少し前の作品だけど評価が高い小品を公開してくれている印象があります。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018で上映されたアイスランド映画の『あの木が邪魔で』は、『隣の影』というタイトルで2019年7月に、2016年の東京国際映画祭で上映されたフィンランド映画の『オリ・マキの人生で最も幸せな日』は2020年1月に劇場公開されました。2018年の大阪アジアン映画祭で上映された『コロンバス』は2020年3月に公開です。
SXSW映画祭2018で審査員大賞を受賞した、ジム・カミングズ監督・脚本・主演の『サンダーロード』も、ブロードウェイの配給で2020年6月19日に公開予定です。
シネメディア
シネメディアは2015年設立の比較的新しい会社です。検索してもあまり情報が出てこないのですが、配給事業は2019年5月にかなり小規模で公開された中国映画『ペガサス/飛馳人生』が初めてみたいですね。今回シネメディアの名前を挙げたのは、2020年10月16日公開予定『薬の神じゃない!』を配給してくれるからです。中国で大ヒットを記録したこの作品は、2018東京・中国映画週間で上映されましたが、その時は東京国際映画祭と日程が被っていて観に行けなかったので、公開して下さって嬉しいです。
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