キノフィルムズは沢山の映画を買い付けてはいるけれど、劇場公開されていない映画も数多くあったので、いつになったら公開してくれるのかなと思っていたのですが、2020年2月初旬に『kino festival』という形で30本以上の作品が一挙に公開されることが発表されました。
kino cinéma横浜みなとみらいで開催される『kino festival』のラインナップの中には、カンヌ映画祭2018のコンペティション部門出品作が5本もあったりと、この映画祭だけしか上映がないのが勿体無い作品も沢山ありますが、上映回数が非常に少ないので観たい作品があっても観に行けない方もかなりいるのではないでしょうか。(映画祭の後半に再上映される作品もあるそうです)
『kino festival』で上映された映画が今後、ソフト化や配信されるかについてはまだ情報は出ていません。
今回は『kino festival』で上映される作品を、主要な映画祭への出品歴や映画賞でのノミネート歴なども合わせてまとめてみました。
※(3月11日追記)『kino festival』の開催期間が4月2日まで延長し、3月28日から4月2日の間は、各日・1日1回再上映を予定。映画館が休館中に上映予定だった作品は、別の日に上映変更。『リトル・ティックルズ』と『オペラティブ』の2作品が追加上映。『ソーリー・エンジェル』はkino cinéma立川髙島屋S.C.館でも上映。
※(3月24日追記)『オペラティブ』『スパイ・フー・ダンプト・ミー』『ソーリー・エンジェル』『ライト・オブ・マイ・ライフ』『ナイフ・プラス・ハート』『アイカ』は再上映あり。
※(4月22日追記)『スパイ・フー・ダンプト・ミー』は、『バッド・スパイ』というタイトルで2020年6月19日からレンタル開始。
※(6月10日追記)『ライト・オブ・マイ・ライフ』は2020年6月1日から6月4日までは、kino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館で1日3回上映。6月5日から6月18日までは両館で1日1回上映。kino cinéma天神では6月11日から6月25日まで1日1回上映。
※(6月10日追記)『ヘル・フェスト』はkino cinéma天神で6月12日から6月18日まで1日1回上映。
※(6月18日追記)『ソーリー・エンジェル』『ライト・オブ・マイ・ライフ』『ナイフ・プラス・ハート』は、出町座でも上映。
※(6月21日追記)『ヤーディ』はkino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、kino cinéma天神で6月26日から上映。『ナイフ・プラス・ハート』はkino cinéma天神で7月17日から上映。
※(7月10日追記)『ナイフ・プラス・ハート』はkino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館で7月17日から上映。
※(8月17日追記)『ソーリー・エンジェル』はkino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、kino cinéma天神で8月21日から上映。
※(2021年4月1日追記)『2:22』『ベルヴィル・コップ』のDVDが2021年7月2日に発売予定。(販売元はファインフィルムズ)
※(2021年5月15日追記)『ザ・オペラティブ』のDVDが2021年8月4日に発売予定。(販売元はファインフィルムズ)
※(2021年5月16日追記)『ヘル・フェスト』は『アトラクション』というタイトルで2021年8月4日にDVDが発売予定。(販売元はファインフィルムズ)
※(2021年6月8日追記)『トラブル・ウィズ・ユー』のDVDが2021年9月3日に発売予定。(販売元はファインフィルムズ)
※(2021年6月8日追記)『アイ・スティル・シー・ユー』は『ザ・メッセージ』というタイトルで2021年9月3日にDVDが発売予定。(販売元はファインフィルムズ)
- エム
- ジャッジメント・デイ
- エレメンタリー
- ソーリー・エンジェル
- ナイフ・プラス・ハート
- タイム・フリーク
- アレース
- シーズン・イン・フランス
- トラブル・ウィズ・ユー
- 2:22
- イフ・ユー・ソー・ヒズ・ハート
- フォグ・イン・オーガスト
- ワンネーション・ワンキング
- スパイ・フー・ダンプト・ミー
- ホーリー・ランズ
- アット・ウォー
- ヘル・フェスト
- スクール・オブ・ライフ
- アンティル・ザ・バーズ・リターン
- ワールド・イズ・ユアーズ
- サン・オブ・ビッグフット
- ギイ
- シーク・ジャクソン
- ベルヴィル・コップ
- アイカ
- ライト・オブ・マイ・ライフ
- キンダーガーテン・ティーチャー
- マダム・ハイド
- ヤーディ
- ブリゲード
- トラブル
- アクアレラ
- リトル・ティックルズ
- アイ・スティル・シー・ユー
- オペラティブ
エム
2月11日上映
原題:M
制作:2017年、フランス
サラ・フォレスティエの初監督作品
ベネチア映画祭2017ベネチア・デイズ賞次点
ジャッジメント・デイ
2月13日上映
原題:Yomeddine
制作:2018年、エジプト・アメリカ・オーストリア
カンヌ映画祭2018コンペティション部門出品作
エレメンタリー
2月18日上映
英題:Elementary
制作:2016年、フランス
出演はサラ・フォレスティエ
ソーリー・エンジェル
2月20日、3月30日上映(横浜)
3月17日、3月19日上映(立川)
7月10日〜7月16日上映(出町座)
8月21日〜8月27日上映(横浜)
8月21日〜9月3日上映(立川&天神)
英題:Sorry Angel
制作:2018年、フランス
カンヌ映画祭2018コンペティション部門出品作
セザール賞2019助演男優賞(ドゥニ・ポダリデス)ノミネート
ナイフ・プラス・ハート
2月25日、4月1日上映(横浜)
7月10日〜7月16日上映(出町座)
7月17日〜7月30日上映(横浜&立川)
7月17日〜8月6日上映(天神)
英題:Knife + Heart
制作:2018年、フランス・メキシコ・スイス
カンヌ映画祭2018コンペティション部門出品作
タイム・フリーク
2月27日上映
原題:Time Freak
制作:2018年、アメリカ
出演はエイサ・バターフィールド、ソフィー・ターナー
アレース
3月3日上映 → 3月27日上映
原題:Arès
制作:2016年、フランス
シーズン・イン・フランス
3月5日上映 → 3月23日上映
英題:A Season in France
制作:2017年、フランス
監督はカンヌ映画祭2010審査員賞受賞作『終わりなき叫び』のマハマト=サレ・ハルーン
トラブル・ウィズ・ユー
3月6日上映 → 3月24日上映
英題:The Trouble with You
制作:2018年、フランス
カンヌ映画祭2018監督週間部門出品作
セザール賞2019では作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など9部門でノミネート
2:22
3月6日上映 → 3月25日上映
原題:2:22
制作:2017年、オーストラリア・アメリカ
出演はミキール・ハースマン、テリーサ・パーマー
イフ・ユー・ソー・ヒズ・ハート
3月7日上映 → 3月26日上映
英題:If You Saw His Heart
制作:2017年、フランス
出演はガエル・ガルシア・ベルナル
フォグ・イン・オーガスト
3月7日上映 → 3月22日上映
英題:Fog In August
制作:2016年、ドイツ
ドイツ映画賞2017助演女優賞(フリッツィ・ハーバーラント)受賞
オーストリア映画賞2017助演男優賞(ブランコ・サマロフスキー)受賞
ワンネーション・ワンキング
3月8日上映 → 3月14日上映
英題:One Nation, One King
制作:2018年、フランス・ベルギー
監督は『ベルサイユの子』や『大臣と影の男』のピエール・ショレール
セザール賞2019では美術賞、衣装賞にノミネート
スパイ・フー・ダンプト・ミー
3月8日上映 → 3月15日、3月29日上映
原題:The Spy Who Dumped Me
制作:2018年、カナダ・アメリカ
出演はミラ・クニス、ケイト・マッキノン
ホーリー・ランズ
3月9日上映 → 3月13日上映
原題:Holy Lands
制作:2017年、フランス・ベルギー
監督は『マダムのおかしな晩餐会』のアマンダ・ステール
アット・ウォー
3月9日上映 → 3月16日上映
英題:At War
制作:2018年、フランス
カンヌ映画祭2018コンペティション部門出品作
監督は『母の身終い』や『ティエリー・トグルドーの憂鬱』『女の一生』のステファヌ・ブリゼ
ヘル・フェスト
3月10日上映 → 3月17日上映
6月12日〜6月18日上映(天神)
原題:Hell Fest
制作:2018年、アメリカ
監督は『パラノーマル・アクティビティ5』のグレゴリー・プロトキン
スクール・オブ・ライフ
3月10日上映 → 3月18日上映
英題:The School of life
制作:2017年、フランス
監督は『ベル&セバスチャン』のニコラ・ヴァニエ
アンティル・ザ・バーズ・リターン
3月11日上映 → 3月19日上映
英題:Until The Birds Return
制作:2017年、フランス・アルジェリア・ベルギー
カンヌ映画祭2017ある視点部門出品作
ワールド・イズ・ユアーズ
3月11日上映 → 3月20日上映
英題:The World Is Yours
制作:2018年、フランス
セザール賞2019では助演女優賞、新人男優賞にノミネート
サン・オブ・ビッグフット
3月12日上映 → 3月21日上映
原題:The Son of Bigfoot
制作:2017年、ベルギー・フランス・アメリカ
ギイ
3月12日上映 → 3月19日上映
原題:Guy
制作:2018年、フランス
セザール賞2019主演男優賞(アレックス・ルッツ)受賞、作品賞、監督賞など6部門でノミネート
シーク・ジャクソン
3月13日上映
原題:Sheikh Jackson
制作:2017年、エジプト
監督はイスラーム映画祭3上映作『エクスキューズ・マイ・フレンチ』のアムル・サラマ
ベルヴィル・コップ
3月13日上映
英題:Belleville Cop
制作:2018年、フランス
監督は『ロンドン・リバー』のラシッド・ブシャール
アイカ
3月14日、4月2日上映
原題:Ayka
制作:2018年、ロシア・ドイツ・ポーランド・カザフスタン・中国・フランス
カンヌ映画祭2018コンペティション部門に出品されて、サマル・イェスリャーモワが女優賞を受賞
監督は東京国際映画祭2008グランプリ受賞作『トルパン』のセルゲイ・ドヴォルツェヴォイ
「TOKYO FILMeX in KYOTO 2020 東京フィルメックス -京都出張篇-」では2020年3月15日上映
ライト・オブ・マイ・ライフ
3月14日、3月31日上映
6月1日〜6月18日上映(横浜&立川)
6月11日〜6月25日上映(天神)
7月10日〜7月16日上映(出町座)
原題:Light of My Life
制作:2019年、アメリカ
ベルリン映画祭2019パノラマ部門出品作
『容疑者、ホアキン・フェニックス』以来となるケイシー・アフレックの監督作で撮影監督はアダム・アーカポー
キンダーガーテン・ティーチャー
3月15日上映
原題:The Kindergarten Teacher
制作:2018年、アメリカ・イスラエル・イギリス・カナダ
サンダンス映画祭2018ではUSドラマ部門の監督賞を受賞
監督は『リトル・アクシデント 闇に埋もれた真実』のサラ・コランジェロ
出演はマギー・ギレンホール、ガエル・ガルシア・ベルナル
マダム・ハイド
3月15日上映
原題:Madame Hyde
制作:2017年、フランス・ベルギー
ロカルノ国際映画祭2017のインターナショナル・コンペティション部門に出品されて、イザベル・ユペールが女優賞を受賞
※「第2回 映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~」でも上映(2020年4月16日、9月25日、26日、27日)→上映中止
※出町座では2020年4月11日と4月15日に上映
※広島市映像文化ライブラリーでは2020年9月27日に上映
ヤーディ
3月16日上映
6月26日〜7月2日上映(立川&天神)
原題:Yardie
制作:2018年、イギリス
ベルリン映画祭2018パノラマ部門出品作
監督はイドリス・エルバ
ブリゲード
3月16日上映
英題:The Brigade
制作:2017年、フランス
監督は『虚空の鎮魂歌』のピエール・ジョリヴェ
トラブル
3月17日上映
原題:Trouble
制作:2019年、カナダ・アメリカ・ケイマン諸島
アクアレラ
3月17日上映
原題:Aquarela
制作:2018年、イギリス・ドイツ・デンマーク・アメリカ
第92回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞部門のショートリスト15作品に残った作品
リトル・ティックルズ
3月18日上映
英題:Little Tickles
制作:2018年、フランス
カンヌ映画祭2018ある視点部門出品作品
セザール賞2019では助演女優賞(カリン・ヴィアール)と脚色賞を受賞し、助演男優賞(クロヴィス・コルニアック)や第1回作品賞にノミネート
アイ・スティル・シー・ユー
3月18日上映
原題:I Still See You
制作:2018年、アメリカ
監督は『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』や『ステータス・アップデート』のスコット・スピアー
オペラティブ
3月19日、3月28日上映
原題:The Operative
制作:2019年、フランス・イスラエル・ドイツ・アメリカ
監督は『ベツレヘム 哀しみの凶弾』のユヴァル・アドラー
出演はダイアン・クルーガー、マーティン・フリーマン
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